ジャン・プルーヴェ(Jean Prouve)デザインによるシェーズ トゥ ボワ(Chaise Tout Bois)。今回入荷したのナチュラルオークの日本仕様(座面43cm)になります。
フランスの建築家でありデザイナー、自らを「Constructeur(建設家)」と称したジャン・プルーヴェによる「シェーズ トゥ ボワ」は、彼が手がけた唯一の全木製チェアです。そのデザインは代表作「スタンダードチェア」とよく似ていますが、第二次世界大戦中の金属不足の影響を受け、フランス語で「オールウッドチェア」を意味する名のとおり、木材のみで製作されました。
戦時中、プルーヴェはこの椅子の構造強度や接合部、脚の位置、座と背の角度などを検証するために、複数のプロトタイプを製作。当時は木材の調達も困難で、その都度入手可能な材料を使用していました。戦後、木材の供給が再び安定すると、その硬さと耐久性から船や大聖堂の屋根材としても用いられていたオーク材が選ばれ、「シェーズ トゥ ボワ」はオークの無垢材と成型合板で製作されるようになります。その後、この椅子は金属と木材を組み合わせたノックダウン式モデルへと発展し、さらに金属製の脚と木製座面を備えたモデルNo.305へと進化。これが、現在「スタンダード」として知られているものです。
※現在もVitra社にて販売されています。
参考価格 146,300 円(税込)
メーカー:Vitra
サイズ:奥行49cm 横幅46cm 座面高:43cm 背高80cm
主 材:座面・背面(オーク材成型合板)
脚(オーク材)
※中古品ですがスレやキズ等なく大変綺麗です。